山査子(さんざし)って知ってますか?日本ではあまりなじみが無い食べ物なので滅多に見かけることがありませんね。
中国では漢方にも使われてる木の実のことです。
なんだか身体に良さそうな食べ物なので、その味や効能、美味しい食べ方について調べてみました。
目次
山査子(さんざし)ってどういう食べ物?
さんざし(山査子)とは一般的にオオミサンザシというバラ科の植物の果実を干した物の事をさします。
中国では健康に良いとされていて、食後のお茶受けに食べたりするそうです。
果実を潰して砂糖・寒天を混ぜ形成したものがドライフルーツとして店頭に売っていて、その形状は直方体のものや、硬貨のような丸くて薄い形のものがあります。
その他にはジュースとしても売られています。
さんざし(山査子)のドライフルーツを食べてみた感想
中国食材店で買ってみました。
ドライフルーツ自体の匂いはあまり無いです。筆者が買ったものは真空パックになっていたのですが、パックの中が蒸れてしまって少々すえた臭いがしたので、はじめは正直美味しそうとは思えなかったですね。
食感は一般的なドライフルーツと同じです。
多少粉っぽさがありました。
味は甘酸っぱくて美味しいです。砂糖の甘さはほのかな感じで控えめに作られています。
好き嫌いは好みが別れる味だと思います。
さんざしの栄養価と効能
さんざし 100gあたり 325kcal
食物繊維、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールが豊富に含まれています。
さんざしにはリボフラビンという成分が多く含まれています。
リボフラビンは糖質/たんぱく質/脂質の代謝、エネルギーを生産するのに働き、「発育のビタミン」ともいわれてます。
発育促進に重要な役割を果たすほか、皮膚、髪、爪などの細胞の再生にも関与していますので、肌のターンオーバーを促進して美肌効果が期待できそうですね。
さんざしの美味しい食べ方
ドライフルーツ
硬い羊羹のような食感で甘酸っぱい味です。
そのままサクサク食べられます。
さんざしジュース
お水や炭酸水などで割って飲むと美味しく召し上がれます。
甘酸っぱいというより、酸っぱめの味なので酸っぱい味が好きな方には喜ばれる味です。
ビンタンフール
こちらはお祭りや屋台などで売っています。
りんご飴を酸っぱくした感じです。
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おすすめの美味しいレシピ
美味薬膳♪サンザシなつめスティックパイ by ぽてまる太郎
- 作り方1☆簡単にやる場合は市販パイシートで♪少し伸ばしたら手順12から一緒です(,,・ω・,,)2さんざし(砂糖入りタイプ)消化促進、老化防止、血流改善などなど。妊娠中の方や空腹時の大量摂取はダメよ3なつめ。デトックス効果、冷え性改善、むくみ予防などなど4クコの実。肝細胞の再生を促し動脈硬化予防に。貧血や老化防止などなど5松の実。便秘予防、美肌効果、アレルギー疾患改善などなど
6サンザシは4等分くらいに角切りにしてなつめも同じくらいのサイズに切る
7強力粉と薄力粉をボールに入れ1cm角に切ったバターをいれる。
8☆マーガリンを使う場合は適当に粉の中に切り入れヘラなどで粉をまぶしながら粉の中で1センチ角くらいに切る
9バターに粉をまぶして、全体に冷水を回しいれこねないように水分を行き渡らせます。粉っぽくていいよ
10ラップなどの上で手のひらで押すように平にひろげ、3つ折りにします。まだ粉っぽいですが大丈夫
11向きを変え粉をなかにいれるように何度か3つ折りにしているとまとまるよ。大体4、5回。べたつくようなら薄力粉で打ち粉を。
12まとまったらもう一度伸ばし、刻んだなつめ、サンザシ、松の実、クコの実を生地半分に広げ、二つに折りたたみはさむ
13厚さ5ミリくらいになるように横25cm縦20cmくらいにのばし、2センチ幅に切り、溶き卵を刷毛で塗りグラニュー糖をまぶす
14 200度に余熱したオーブンで20分くらい焼いたら完成。表面に焼き色がつくくらいでok。家庭のオーブンにより変わりますー
さんざしジュースで作る豚肉の角煮 by きょろ。。
さんざしジュースで煮込むと、お肉がより柔らかく、さんざしの甘酸っぱさが効いたさっぱりした味に仕上がります。
作り方
1豚バラを適当な厚さに切って、フライパンで表面に焼き目をつける。
2別鍋に1の豚肉と生姜と葱とひたひたの水を入れ、沸騰後5分間位茹でて脂を抜く。アクはしっかりとること。
3豚肉を取り出し、鍋に残ったお湯等は捨てる。
4同じ鍋に先程の豚肉と★調味料とひたひたの水を入れて落とし蓋をし、約1時間半煮込んで味を染み込ませていく。
まとめ
以上、さんざしについて調べました事を紹介しましたが、さんざしがどんな食べ物か想像していただけたら幸いです。
効能を見ると女性にうれしい効果が沢山ありましたが、食べすぎると身体や血液の循環が良くなり過ぎて妊婦さんなどにはあまり良くないという文献もありますのでご注意ください。
程々に食べて健康を楽しみたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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