【2020年最新版】FaceAppの規約を日本語で解説！危険性や問題を調査

『 FaceApp 』という顔を変換する面白いアプリが話題になっているのをご存知でしょうか？

Twitterで話題になっていたので使ってみたのですが、女性から男性に、男性から女性に、老け顔にしたり若返らせたりと、とっても面白いアプリなんですよね。

ところが、FaceAppについてGoogleで検索してみると「規約がヤバイ」「このアプリは危ない」といったサイトが沢山ヒットしました。

本当に規約がヤバいのか？

どういう点が「危険」で「問題」と言われているのかが気になったので、2020年最新版のFaceApp規約を日本語訳して解説したいと思います！

Face Appの規約とプライバシーポリシーの日本語訳

現在Face Appの公式ページに記載されている規約とプライバシーポリシーを日本語で読んでみましょう。

規約

利用規約
以前の利用規約については、www.faceapp.com / terms-20170803.htmlをご覧ください。

最終更新日：2019年12月3日

1.資格
サービスにアクセスまたは使用するには、13歳以上である必要があります。18歳（またはお住まいの法定年齢）未満の場合、本契約に拘束されることに同意する親または法定後見人の監督の下でのみ、サービスにアクセスまたは使用できます。18歳（または法定成人）未満のユーザーの親または法的保護者である場合、お客様は、当社のサービスに関連するそのようなユーザーの行為または不作為について完全に責任を負うことに同意するものとします。他の人またはエンティティに代わって当社のサービスにアクセスまたは使用している場合、あなたはその人またはエンティティに代わって本契約に同意する権限があり、その人またはエンティティがあなたまたは他の人に責任を負うことに同意することを表明します。またはエンティティが本契約に違反しています。

2.ユーザーアカウントとアカウントのセキュリティ
サードパーティのプラットフォームまたはソーシャルメディアネットワークを介してサービスにログインする場合は、サードパーティのオンラインプラットフォームの資格情報（ユーザー名やパスワードなど）を使用する必要があります。第三者のアカウントのセキュリティを維持し、誰かがあなたの許可なしにあなたのアカウントにアクセスしたことを発見または疑った場合は、速やかに私たちに通知する必要があります。他のユーザーがアカウントの資格情報を使用することを許可する場合は、アカウントに関連して発生するそのようなユーザーの活動に責任があります。

3.プライバシー
ユーザーに関する情報の収集、使用、開示の方法については、プライバシーポリシーを参照してください。

4.ユーザーコンテンツ
当社のサービスにより、お客様および他のユーザーは、写真、ビデオ、メッセージ、テキスト、ソフトウェアおよびその他の素材（総称して「ユーザーコンテンツ」）を含むコンテンツを作成、投稿、保存、および共有することができます。ユーザーコンテンツには、ユーザー生成フィルターは含まれません。本契約およびプライバシーポリシーに従い、お客様とFaceAppの間など、お客様はユーザーコンテンツに対するすべての権利を保持します。さらに、FaceAppは、サービス上またはサービスを通じて投稿したユーザーコンテンツの所有権を主張しません。お客様は、本契約の期間中、サービスの提供のみを目的として、ユーザーコンテンツの使用、複製、変更、適応、派生作品の作成、配布、実行、表示を行うために、FaceAppに非独占的、ロイヤルティフリー、全世界で完全に支払われたライセンスを付与します。

お客様は、一部のサービスが広告収入によってサポートされており、広告やプロモーションを表示する場合があることを認め、FaceAppがユーザーのコンテンツ上、ユーザーのコンテンツ上、またはユーザーコンテンツと共に、そのような広告およびプロモーションを掲載することに同意するものとします。このような広告およびプロモーションの方法、モード、範囲は、お客様への明確な通知なしに変更される場合があります。お客様は、当社が有料サービス、スポンサーコンテンツ、またはコマーシャルコミュニケーションを常に特定できるとは限らないことを認めます。

お客様は次のことを表明し保証するものとします。（i）お客様は、本契約に定められた権利およびライセンスに従って、サービス上またはサービスを通じて変更されたユーザーコンテンツを所有するか、または使用する権利を有します。（ii）すべての使用料、手数料、および本サービス上または本サービスを通じて様式化したユーザーコンテンツを理由として支払うべきその他の金銭の支払いに同意する。（iii）あなたはあなたの法域で本契約を締結する法的権利と能力を持っています。

お客様は、本契約に違反する、または上記のライセンスを付与するために必要なすべての権利を持っていないユーザーコンテンツを作成、投稿、保存、または共有することはできません。ユーザーコンテンツを選別、編集、または監視する義務はありませんが、いつでも、いかなる理由でも、ユーザーコンテンツを削除または削除することがあります。

FaceAppはバックアップサービスではなく、ユーザーコンテンツのバックアップまたは保存の目的でサービスに依存しないことに同意するものとします。FaceAppは、サービスの変更、停止、または中止、またはユーザーコンテンツの損失について、ユーザーに対して責任を負いません。

全文はこちら

プライバシーポリシー

個人情報保護方針
2019年12月3日から有効。

最終更新日：2020年6月4日

このプライバシーポリシーは、FaceAppモバイルアプリケーション（「アプリ」）およびFaceApp.com Webサイト（「サイト」）に関連するFaceAppのプライバシー慣行について説明しています。

FaceAppのプライバシーポリシーへようこそ！

このプライバシーポリシー全体を読まないことにした場合は、FaceAppのプライバシー慣行についていくつかの重要なポイントを説明してください。

アプリは写真とビデオのエディターで、ユーザーはニューラルネットワークテクノロジーに基づいてポートレートを編集し、非常にリアルな顔の変換を自動的に生成できます。
写真の処理と編集には、サードパーティのクラウドプロバイダー、具体的にはGoogle Cloud PlatformとAmazon Web Servicesを使用しています。
アプリは、編集用に選択した写真のみをクラウドにアップロードします。
写真は編集プロセス中にクラウドサーバーに一時的にキャッシュされ、モバイルデバイスにローカルに保存されているキーを使用して暗号化されます。
写真は、最後に編集した後、24〜48時間の限られた期間、クラウドに残ります。そのため、必要に応じて、画像に戻って追加の変更を加えることができます。
アプリのポートレート編集機能を提供する以外の理由でアプリを使用するときに、提供された写真は使用しません。
ビデオはデバイス上でローカルに編集されるため、アプリを使用するときにビデオを提供したり、ビデオ情報を収集、使用、共有したりすることはありません。
当社のプライバシー慣行について質問がある場合は、privacy @ faceapp.comまでメールでお問い合わせください。

ここに私たちのプライバシー慣行の詳細があります。ある個人欧州経済地域はまた、欧州のユーザーに私達の注意事項をお読みください以下。

収集する個人情報
アプリを使用すると、以下を含むあなたに関する情報が収集される場合があります。

アプリを使用するときに提供する写真、カメラまたはカメラロール（カメラまたはカメラロールへのアクセスを許可した場合）、アプリ内インターネット検索機能、またはソーシャルメディアアカウント（ソーシャルメディアアカウントに接続することを選択した場合）を介して。アプリを使用して変更することを選択した特定の画像のみを取得します。写真へのアクセスを許可しても、写真アルバムは収集されません。アプリを使用してアップロードした各写真を暗号化します。暗号化キーは、デバイスのローカルに保存されます。つまり、写真を表示できる唯一のデバイスは、アプリを使用して写真がアップロードされたデバイス、つまりユーザーのデバイスです。アップロードした写真にメタデータを添付する必要はありませんが、メタデータ（ジオタグなど）がデフォルトで写真に関連付けられている場合があります。
アプリの使用方法や弊社とのやり取りに関する情報など、アプリの使用情報。優先言語、アプリを最初にインストールした日時、アプリを最後に使用した日時など。
購入履歴、アプリの有料購読者であることの確認など、アプリの購読を選択した場合。
ソーシャルメディア情報（サードパーティのプラットフォームまたはソーシャルメディアネットワーク（Facebookなど）経由でアプリにログインすることを選択した場合、またはサードパーティのプラットフォームまたはネットワーク上のアカウントをアプリに接続する場合。ソーシャルメディアエイリアス、姓名、ソーシャルメディアプラットフォーム上の「友達」の数、Facebookやその他のネットワーク設定によっては、友達や接続（ただし、この情報は使用または保存しません）。私たちがソーシャルメディアプラットフォームから取得した情報の収集と処理は、これらのソーシャルメディアプラットフォームが関連する条件で私たちに課す要件によって管理されます。
デバイスデータ（コンピューターとモバイルデバイスのオペレーティングシステムのタイプとバージョン番号、製造元とモデル、デバイスID、プッシュトークン、Google Advertising ID、Apple ID for Advertising、ブラウザータイプ、画面解像度、IPアドレス（および関連する国）あなたがいる場所）、私たちのサイトを訪問する前に訪問したウェブサイト; アプリにアクセスするために使用しているデバイスに関するその他の情報。
オンライン活動データ、アプリやサイトでの使用とアクションに関する情報（閲覧したページまたは画面を含む）、ページまたは画面での滞在時間、ページまたは画面間のナビゲーションパス、ページまたは画面でのアクティビティに関する情報など、アクセス時間、およびアクセスの長さ。当社のサービスプロバイダーと特定のサードパーティ（オンライン広告ネットワークとそのクライアントなど）も、このタイプの情報を長期にわたって収集し、サードパーティのWebサイトとモバイルアプリケーション全体で収集する場合があります。この情報は、Cookie、ブラウザのWebストレージ（ローカルに保存されたオブジェクト、または「LSO」とも呼ばれます）、Webビーコン、および同様のテクノロジーを使用して、当サイトで収集される場合があります。この情報は、直接またはサードパーティのソフトウェア開発キット（「SDK」）を使用して収集する場合があります。SDKにより、サードパーティがアプリから直接情報を収集できるようになる場合があります。
個人情報の使用方法
アプリの編集機能を提供する以外の理由でアプリを使用するときに、提供された写真は使用しません。写真以外の情報は以下の目的で利用することがあります。

アプリを操作して改善するには：

アプリの機能を使用できるようにします。
ソーシャルメディアアカウントを使用してアプリにログインする場合は、アカウントを確立して維持します。
アプリについてお知らせします。プッシュ通知でお知らせ、更新、セキュリティアラートを送信したり、リクエスト、質問、フィードバックに返信したりすることもできます。
アプリのテクニカルサポートとメンテナンスを提供します。そして
アプリの使用に関する統計分析を実行します（Google Analyticsの使用を含む）。
マーケティングおよびプロモーションのコミュニケーションを送信するため。法律で許可されている場合は、マーケティングコミュニケーションを送信する場合があります。以下の「マーケティングのオプトアウト」セクションで説明されているように、マーケティングおよびプロモーションの通信をオプトアウトすることができます。

あなたに広告を表示するため。アプリの無料版をご利用の場合、広告パートナーと協力してアプリ内に広告を表示します。これらの広告は当社の広告パートナーによって配信され、アプリの使用またはオンラインの他の場所でのアクティビティに基づいてターゲティングされる場合があります。広告に関連する選択肢の詳細については、以下の「ターゲットを絞ったオンライン広告」というタイトルのセクションを参照してください。

コンプライアンス、不正防止、および安全のため。私たちはあなたの個人情報を使用し、法執行機関、政府当局、および私的当事者に開示する場合があります：（a）私たち、あなたまたは他者の権利、プライバシー、安全性、または財産（作成および防御を含む）を保護します法的請求）; （b）サービスを管理する契約条件を実施する。（c）不正、有害、無許可、非倫理的、または違法な行為から保護、調査、抑止する。

あなたの同意を得て。場合によっては、法律で義務付けられている場合など、お客様の個人情報を収集、使用、または共有することにお客様の同意を特に求める場合があります。

匿名、集約、または匿名化されたデータを作成します。当社は、お客様の個人情報、および個人情報を収集する他の個人から、匿名、集約、または匿名化されたデータを作成する場合があります。当社は、個人を特定できるようにする情報を削除することにより、個人情報を匿名、集約、または匿名化データにします。当社は、この匿名の、集計された、または匿名化されたデータを使用し、合法的なビジネス目的で第三者と共有する場合があります。

全文はこちら

危険性や問題点は？

問題と言われているのは規約の５.ユーザーコンテンツの項目と言われているので内容を確認してみましょう。

2020年6月時点の内容を見てみると「アプリ内で使用した写真やユーザー情報・位置情報を広告やプロモーション目的で使用しますよ」という感じですね。

2017年時点では「ユーザーコンテンツを当社のサービスに投稿または共有する場合、ユーザーコンテンツおよび関連情報（[ユーザー名]、場所、プロフィール写真など）が一般に公開されることを理解するものとします。」と書かれていたため、「個人情報漏洩」という点がセキュリティ面で危ないなどと言われていたそうです。

セキュリティを不安視するユーザーの声や、各国の批判を受けて、現在は規約を変更しているようです。

実際にアプリを使ってみると「クラウドのデータを削除」という項目もあり、ユーザ自身の手でサーバー上に保存されているデータを削除できる仕組みになっていました。

運営会社も危険性や問題点について後ろ指さされないよう、気を付けているようですね。

FaceApp規約の日本語訳解説まとめ

今回FaceAppの規約をきちんと読んでみて、アプリの規約やプライバシーポリシーに書いてある事は言葉も難しく記載事項も多く、正しく理解するのに苦労する内容だと痛感しました。

またSNSではFaceAppの噂や情報が錯綜しているため、本当のところはどうなのか判断しずらい状況となっています。

アプリの中には実際に個人情報を抜き出し悪用するものもありますので、噂に惑わされず自分自身でよく調べてからダウンロードするのが良さそうですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。