「バルフィ」というインドのスイーツをご存じですか?
フランスの「クレームブリュレ」・アメリカの「アップルパイ」など、世界のスイーツを食べたことがあっても、インドのスイーツはまだ経験がないという方も多いいのではないでしょうか。
実は私もつい最近まで全く知らなかったんです。
ホロホロとくずれるような繊細な食感、甘さもほどほどで、ナッツや穀物の素朴な甘みの広がるバルフィ。
どこか懐かしい感覚もあり、私は一度食べて大好きになりました。
バルフィは砂糖と牛乳を主原料とし、牛乳を煮詰めて固めたお菓子です。
このバルフィ、今スイーツ好きの間でじわじわ話題となっているんですよ。
インドのお菓子は甘すぎるという意見を耳にすることもありますが・・・。
さて、インドのミルクケーキ「バルフィ」はどう評価されているのでしょうか?
味の感想や自宅で作れる「バルフィ」簡単レシピをご紹介いたします。
バルフィの味と特徴
バルフィのバルフとは、ヒンドゥー語で「雪」を意味します。
バルフィは雪の様な口溶けが印象的なお菓子で、練乳にナッツ系の風味を付け固めたようなインドの半生ミルク菓子なんです。
インドの蘇的なお菓子、バルフィをパルおばさんのレシピを参考に作ったらめちゃくちゃおいしくて感謝…🥺半生なミルキーみたいな、ほんのり塩っ気があってチーズケーキみたいな…これから先の人生でふとした瞬間に思い出してまた食べたい〜って絶対思う味!すき…… https://t.co/FBH0pqu26M pic.twitter.com/s80y1fqx7s
— 丸の内にゃんにゃんOLこばやし (@kb_tokiko) March 7, 2020
バルフィは砂糖と牛乳を主原料とし、牛乳を煮詰めて固めたお菓子で、
濃厚なミルクベースのお菓子なんですよ。
日本の古代食「蘇」のようなお菓子だともいわれているんです。
半生のミルキー・チーズケーキのようなどと表現する方もいます。
日本の食べ物に例えると、練乳味のソフトキャンディー「ミルキー」の甘さに似ているんです。
ミルキーがおいしく食べられる人は、きっとバルフィの甘さもだいじょうぶ!
でも、ちょっとミルキー甘すぎるなあと感じる方は、バルフィも甘すぎて苦手だと感じてしまうかもしれませんね。
私は、この甘さに緑茶やジャスミンティー・紅茶などを合わせるのがおすすめです。
都内でバルフィが買えるお店
実はインドのお菓子バルフィを、わざわざインドに行かなくても日本で購入することができるんです。
インドのスイーツを購入することができる数少ない日本にあるインドスイーツ店。
それが、2019年8月に、日本一インド人が多い町と言われる東京・西葛西にオープンした『トウキョウ ミタイワラ』(〒134-0088 東京都江戸川区西葛西3-14-3 1F)です。
早速行ってきました。インドのお菓子やさん。お店の名前はトーキョーミターイーワーラー、でいいのかな。ミターイーはインドの甘いお菓子のこと。オシャレなお店。ダヒプリやサモサなどのお菓子、ラッシーも頼めるので、カフェがわりに寄るのもいいかも。今日のオープンは16:00だったそう。 pic.twitter.com/KdNFl8o4dm
— インド神話の天竺奇譚 (@tenjikukitan) August 8, 2019
こちらの店では、本格的なインドのお菓子や屋台フードを食べることができ、一般的に甘すぎると評されるインドスイーツを、日本人向けに甘さをセーブして食べやすくアレンジしているんです。
インド人スタッフが手掛ける本格インドスイーツの店として、スイーツ好き・インド好きの方の間でも話題の人気店で、
こちらのお店で、作り立てのバルフィを購入することができます。
もう一店ご紹介いたします。
『カフェ&印度家庭料理店レカ』(レカ葛西本店:〒1340084東京都江戸川区東葛西6-23-11)
しかしレカの何が凄いって、お料理の家庭的なママの味が美味しい。そしてコレ!!! バルフィ! あまりに美味しくて衝撃走った。私が今まで食べたインドスイーツの中で一番好き!板状の硬い「ミルクセーキ」ってお菓子あるでしょ、あれの柔らかい版という感じ。日持ちは1週間、冷凍できるって~ pic.twitter.com/obQTn2BYwx
— aki (ಠ .̫.̫ ಠ) (@ombramaifu6) October 6, 2018
こちらのお店では、本格的なインドの家庭料理やスイーツを楽しめる他、インド食材や雑貨の販売も行われており、こちらでバルフィを購入することができるんですよ。
マンゴー・バルフィやベサン粉(ひよこまめ)バルフィ等、毎日数種類の手作りバルフィが販売されています。
日本にいて、本場インドのスイーツを楽しめるなんて嬉しいですよね。
この機会に、ぜひ一度バルフィを楽しんでみませんか。
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簡単バルフィの作り方
インドのスイーツバルフィですが、実は、材料も作り方もとてもシンプルで、自分でつくることもできるんです。
インドには、各家庭の味としていろんな種類のバルフィがあるのですが、最も一般的なバルフィの作り方をご紹介いたします。
雪のような口溶けBarfi(バルフィ)レシピ(出来上がり約200g)
【材料】
● 牛乳(whole milk)・・・・・750ml
◆ ジャグリー・シュガー・・・・・50g ※なければ、ブラウンシュガー、砂糖で代用
◆ アーモンド(パウダー状にする)・・・・・50g ※市販のアーモンドプードル・他のナッツを使用しても可。
● カルダモンパウダー・・・・・少々 ※好みでカルダモン6個分の種を取り出して潰し、それを使用しても可能。食感が気になる方はパウダー使用してください。
【作り方】
- 牛乳を鍋に入れて熱し、底が焦げ付かないように注意して、時々掻き混ぜながらネットリとしてくるまで強めの中火で1時間15分煮詰める。
- ◆の材料を全て加え2分間混ぜながら更に煮る。
- 平たいトレイに流し、上からカルダモンパウダーを振って冷ます。出来上がり。好みの大きさに切り分けて召し上がれ。
少し冷やすと美味しいです。
焦らず根気強くじっくりと牛乳の水分を飛ばすことがポイントです。
また、テフロン加工のフライパンを使うと焦げ付きにくく手軽に作れますよ。
バルフィまとめ
ホロホロとくずれるような繊細な食感、甘さもほどほどで、濃厚なミルクの風味とナッツや穀物の素朴な甘みの広がるバルフィ。インドの人気のスイーツが、日本でもじわじわと話題となっています。
わざわざインドに行かなくても、『トウキョウ ミタイワラ』や『カフェ&印度家庭料理店レカ』など、都内で作りたての本格バルフィが楽しめる店もあるんです。
日本人の好みに合わせて甘さを抑えているので、インドのお菓子は甘すぎるという経験をお持ちの方も、ぜひ一度試してみることをお勧めいたします。
また、作り方も材料もとってもシンプルで、簡単に自宅で作ることもできるんですよ。
皆さんもこの機会に、バルフィを通して魅惑のインドを体験してみませんか。
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