チャバタって何語?何の名前?
聞き慣れない名前チャバタというパンがあるというので調べてみました。
目次
チャバタとは
イタリアに昔から伝わる定番のパンのことで、チャバタやチャバッタなどと呼ばれています。
この名前はスリッパや靴の中敷という意味だそうです。
どうも食欲が湧く名前ではありませんが、見た目はこんな感じなので美味しそうですね。
主な材料は普通のパンとだいたい同じで、強力粉と水とドライイーストで出来ています。
しかしチャバタは他のパンと水分量が違います。
チャバタを作る時、粉に対してほぞ同量の水を使う高加水パンと言われるパンなんですね。
だいたい通常のバンの1.5倍くらいの水分量で作られます。
そしてその生地を高めの温度で焼くと、外はパリっと、中はモチっと気泡が大きめのパンになるんです。
フランスパン・フォカッチャやリュスティックとの違い
チャバタというパンは他のパンとどのような違いがあるのか調べてみました。
パンの種類とカロリー・食感の違い
まずは食べた感想を言います。
“新食感”
さっぱりした味ですが、中がしっとり、噛むとモチモチ。
フォカッチャと似ているのですが、パンが含んでいる水分量が明らかに違います。
また、同じような水分過多のリュスティックというパンがありますが、チャバタはリュスティックより外側が硬くないため食べやすいと思いました。
あと、リュスティックはフランスのパンだそうで、チャバタはイタリア、発祥の国によって似ているようで違う種類のパンが色々あって面白いですね。
また、チャバタは他のパンと比べてカロリーが控えめです。
おかずと一緒に食べたり、具をサンドして食べるのが美味しいみたいですね。
↓インスタ映えする三つ編みパンはこちら↓
チャバタの簡単なレシピを紹介
レシピサイトで調べました所、めちゃくちゃ簡単なレシピが2つありましたので、こちらを参考にチャバタを作ってみました。
1つめはこちら↓
捏ねないパン”チャバタ”第2弾!レシピ・作り方
こちら↓のレシピでは、ホームベーカリーも使わない、ヘラで混ぜて手も汚れない、冷蔵庫で寝かせるだけ、すごく簡単にチャバタが作れました。
材 料(4.5人分)
- 強力粉 250g
- 塩 5g
- 砂糖 10g
- ドライイースト 小さじ1/2
- ぬるま湯 230ml
作り方
1.強力粉・塩・砂糖・ドライイーストを入れてまぜてから、ぬるま湯を入れてゴムベラで粉っぽさが無くなるまで混ぜる
2.ラップを掛けて21時間冷蔵庫で寝かす
3.ゴムベラで泡をつぶすように周囲から真ん中に集め、オーブンシートを敷いた天板に生地を流す
4.全体に打ち粉をして室温で1時間放置し発酵させる
5.220℃に余熱したオーブンで35分焼く
6.冷めてからカットする
こねずに作る 【ふんわりチャバタ】
また、こちらのレシピではあまり時間をかけずに室温でちょこっと放置するだけでチャバタが作れましたので、時短で作りたい人にはオススメです。↓
材料 (6個分)
- 準強力粉(リスドォルなど)200g
- 塩4g(2%)
- 砂糖8g(4%)
- ドライイースト2g(1%)
- 水(夏は氷水、冬はぬるま湯)146g(73%)
- オリーブオイル14g(7%)
作り方
1.水30mlとドライイースト・砂糖を混ぜておく
2.粉は振るってから塩と混ぜておいて、中央をくぼませたら1と残りの水を入れてヘラで混ぜる
3.オリーブオイルを入れてさらに混ぜる
4.まとめたらラップをして20分室温で放置
5.へらで生地を折りたたむ→20分放置、これを3回繰り返すと滑らかな生地になるので、これを乾燥しないよう室温で2.5倍になるまで発酵させる
6.打ち粉を多めに振った台に記事を乗せ、手で優しくガスを抜いてスケッパーで6分割
7.クッキングシートに並べ、1.5倍になるまで二次発酵、感想気味なら霧吹きを
8.表面にたっぷり霧吹きし、220℃に予熱したオーブンで12-15分程度焼く
~チャバタを作ってみて感想~
まず、材料を全部入れたとき、やはり水分量の多さに驚きました。
こんなに水が入っていて、まとまるのか少し不安になりますね。
発酵が終わると、ネバネバして割とまとまった生地になります。でも触ってみるとゆるゆるの生地なので、打ち粉を多めに振らないと形成が難しいです。
オーブンで230度で良い色が付くまで焼き上げたらこんな感じになります。
大きめの気泡があり、外はやや堅め、中はモチモチのパンが出来上がりました。
また、レシピサイトでチャバタの作り方を調べると、「リスドォル(準強力粉)」や「モルトパウダー・モルトシロップ」を材料に使うものが多いのですが、こんな食材は普段家に置いてないですよね。
でもこれらの食材が無くてもチャバタ風のパンは作れますので大丈夫です。
・リスドオル(準強力粉)
この粉は普通の強力粉と薄力粉を2:1で混ぜれば同じような粉になりますので代用可能です
・モルトパウダー・モルトシロップ
これらはハード系のパンを焼くときに外側がパリっと良い焼き色が付くように入れる材料ですが、これらが無くても普通にチャバタ風のパンは作ることが出来ます。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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