アーモンドをソーク(浸水)するだけで…
栄養価の高いアーモンドの食べ方「ソークドアーモンド」について調べました。
アーモンドをソークするだけでスーパー健康的な食品になるので、健康に興味がある方はご覧ください。
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目次
ソークドアーモンドとは?
ソークドアーモンドとは、生アーモンドを水に浸けることによって栄養価を高い状態にして食べる方法のことです。
アメリカのローフード文化では有名な食べ方で、普段食べることの多いローストアーモンドより栄養価が高く健康に効果的なのでスーパーフードとして好まれています。
生アーモンドは危険? 生・ロースト・ソークドの違い
ローストアーモンドの特徴
アーモンドをローストしたもの、素焼きや油を使い火を通したものを言います。
ローストすることによって香ばしい香りと甘みが引き出され、カリっとした良い食感になります。火を通すと余計な水分を取り除いてくれるので保存も効くようになります。
栄養素的にはローストすることによりポリフェノールがだいぶ減ってしまうと言われてます。また、火を通すので熱に弱いビタミン類が失われます。
生アーモンドの特徴
ローストしたものより、味・香りともに劣ります。食感も少ししっとりとした感じで美味しさと食べ易さではローストに負けてしまいます。
生のままだとアーモンドの栄養を丸ごと摂り入れることができますが、生で食べるのは下記の危険がありますので注意が必要です。
- 危険1 お腹を壊したり嘔吐の原因になる物質レクチンを含んでいる(レクチンはローストやソークすると取り除けます)
- 危険2 内臓に負担をかける酵素抑制物質を含んでいる(この物質もローストやソークすると取り除けます)
- 危険3 水分を含んでいる為、保管を間違えるとカビが生えてしまう
ソークドアーモンドの特徴
- 内臓に負担をかけるレクチンと酵素抑制物質を取り除くことができる
- 栄養吸収の妨げになるタンニンとフィチン酸を取り除くことができる
- ビタミンB・C、カロテンが増える
- 柔らかくなるためソースやドリンクなどの料理に使うことができる
- 水分を多く含むため保存期間が短い。(冷蔵庫で1週間程度)
以上のことから、
ソークドアーモンドはカラダには良い事だらけの食べ方だという事が分かりました。
ただ、保存期間には注意が必要ですね。
ソークドアーモンドの作り方
- 生アーモンドと食塩少々を容器に入れ、アーモンドがかぶるくらいの水を入れる。
- 8-12時間、冷蔵庫に置いておく。
- ざるなどで水分を切り、きれいな水で洗う。
- ペーパータオルで水気を拭き取る。
- 12時間ほど乾燥させる。
出来上がったアーモンドは、タッパなどの容器に入れて一週間くらい冷蔵庫保管できます。
*注意
水に浸けるアーモンドは”生アーモンド“に限りメリットがあります。
ローストしてしまったアーモンドを水に浸ける場合は、料理などには使えますが栄養素的には”ローストした物の栄養素”と何ら変わりはありませんのでご注意ください。
また、浸けておいた水には不要な物質が含まれているので摂取しないよう気をつけてください。
まとめ
ソークドアーモンドのメリットについて書きましたが、何の食品でも摂りすぎや偏った食べ方をするとカラダに良いものでも逆にカラダに良くない効果が出てしまう可能性があります。
栄養が豊富な食品は他にも沢山ありますので、多くを知りバランス良く摂取したいものです。
以上、最後までご覧頂きありがとうございました。
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