携帯電話に ”+8819” から始まる番号や”モーリタニア島”など、知らない番号から電話がかかってきた経験はありますか?
筆者の場合は、電話に出てみたら中国語で捲し立てるような声で喋っていて何を言っているのか分からなく大変不安になりました。
見たことがない、あるいは知らない電話番号突然こんな着信があったら誰でも不安になりますよね。
このような番号から電話がかかってきた時の対処法についてまとめましたのでご覧ください。
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目次
電話番号「+881」からの着信 2019年10月情報
この数字から始まる電話番号について調べましたところ、グローバルスターという会社が所有している衛星電話の番号のようです。
衛星電話とは、通信衛星から直接通信するシステムを用いた電話の事で、どこの国でも使用することができます。
ちなみにこの番号に電話をかけると、1分あたり770円の通話料金が取られますのでかけ直すのは要注意です。
着信内容と着信時間、通話の内容について
筆者にもこの電話番号からの着信がありましたが、着信時間は昼の1時頃から1時間置きに5回ほどかかってきておりました。
そのうち、1回は電話に出てみたのですが、通話先の相手は中国語(もしくは韓国語)?のような言葉で捲し立てるような感じでずっとしゃべり、何十秒かでプツッと通話は切れました。
こんな電話がかかってきたら、不思議に思ってかけ直してしまう人も少なくはないのかと思います。
かけ直しから発生する通信料、それが狙いなんですね。
アセンション島・モーリタニア島からの着信 2019年11月情報
222や247から始まる電話番号で、アセンション島やモーリタニア島からの国際電話詐欺がありました。
このケースはワン切りのケースが多く、世界的なニュースにもなりました。
掛け直しをすると国際電話の高額請求をされるという詐欺電話となっています。
現地の交際電話会社が詐欺グループと手を組み、国際電話の接続料金でお金を稼ぐ手口のようです。
アセンション島ですと国際電話料金は30秒180円~200円と高額なため詐欺に利用されているみたいですね。
このような着信は災害時にかかってくるケースが多く、混乱に乗じて高額請求をしてくるので注意が必要です。
不信な着信には「出ない」の対処が一番かと思われます。
知らない番号からの着信時の注意点
変な番号から着信があったら以下の通りに対処するのがおすすめです。
- 着信には出ない
- かけ直さない
- かかってきた番号をインターネットで検索し、電話の発信元を確認する
国際電話など、国外からの電話には特に気をつけ、しつこくかかってくる場合には着信拒否することをおすすめします。
詐欺に対する予備知識
予備知識があるだけで詐欺予防として役立ちます。
詐欺の接触手段
詐欺をする人は次のようなツールで接触してきます
- 家の電話
- スマホ(携帯電話)
- 手紙や葉書
- 宅急便
- メール
- LINE
- ショートメール
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詐欺対策
家の電話はナンバーディスプレイで相手の番号が分かるようにしておきますしょう
スマホにかかってきた知らない番号の着信は、まず番号をインターネットで調べましょう
手紙や葉書、宅急便などで「当たりました」系の文言に誘われて個人情報を渡さないようにしましょう
メールやLINE、ショートメールに記載されているリンクを迂闊にポチっとしないようにしましょう
知らない人、知らない連絡先、身に覚えのないお届け物などは、応答・開封前に確認をとるようにしましょう。
気をつけたい事例
Amazonで買い物したらダンボールにこんな紙が入っていたという情報がありました 2019年9月情報
「おめでとうございます。受賞に当たりました。」
無料でアマゾンからギフト券と品質保証を受取ることができます。
価値 1000円~5000円
[こちらをスキャンしてください。]
<QRコード>
getfreegift@163.com
こんな紙が入っていたらどうしますか?プレゼントをもらいに行きますか?
よく読むと文章の日本語がおかしいので、日本人が書いたものではなさそうですね。
お金がもらえると、喜んでQRコードを読み取ってしまいそうですが、これはあやしいです。
こちらを調査した方がいらっしゃいましたので、情報を共有したいと思います。
調査結果には下記のように書いてありましたので参考にしてくださいね。
調査結果
・この紙は「詐欺の可能性は低い」という判断に至りました。あくまでゼロという保障はできませんので、この先にアクセスされる場合はご注意くださいませ。
・詐欺の可能性は低いとした証拠ですが、QRコードへアクセスすると「amztrackerドットコム」というAmazonでの売り上げや競合分析を行うサービスへとジャンプします。
・運営母体は香港企業ではありますが、サービス自体はまっとうな物のようです。
・詐欺の可能性は低い物の、購入した物と個人を結びつけてのプライバシーの侵害などの可能性は十分にあります。(もともと線引きの難しい問題でもありますし)
・これらのことにより、純粋に商品発送者はセールス分析のために同梱した物と考えられます。
・安易にQRコードへアクセスするのは危険なこのに変わりありませんので、その点ご留意いただければ幸いです。
詐欺の可能性は低いとするものの、Amazon自体がこの紙を送ってきているという確信もありません。
最近では、Amazonで販売されている商品に香港や中国からの偽物レビューが書かれているものもあるため、香港の企業である事が気になりますね。
アクセスすると、名前・メールアドレス・注文番号の個人情報の入力を求められます。
その入力により、アカウントを乗っ取られる可能性もありますので、これを見た方は少しでも注意していただければと思います。
詐欺電話まとめ
詐欺やトラブル予防の知識を身につけて安全に使えたらと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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